竹内まりやさんの「真夜中のナイチンゲール」がめちゃくちゃいい曲で泣ける....あれって不倫の歌なのかな?
心にしみわたる名曲だよな。歌詞と意味を見ていこう。
- ”真夜中のナイチンゲール”の歌詞
- 歌詞を見ながらもう一度名曲を聴いてみると...
- 実は歌詞のような恋愛をする人は多い
真夜中のナイチンゲールは2001年2月末にリリースされた竹内まりやさんが作詞作曲を手掛けた名曲だ。
同時期にTBS系ドラマで放送されていた「白い影-Love and Life in the world」の主題歌として書き下ろされている。
このドラマは不治の病に蝕まれる中居正広さん演じる若き外科医(直江庸介)と彼を慕う竹内結子さん演じるナース(志村倫子)の愛を、しっとりと歌い上げたミディアムバラード。
タイトルにあるナイチンゲールは「クリミアの天使」とも称されたイギリスの看護師で、ドラマの内容にあわせる形で曲名にも採用されたと思われる。竹内まりやさん自身も、冗談交じりで「夜勤の看護師の歌です」と言ってたらしい。
ただ、ドラマありきでなく、歌詞と曲だけに耳を傾けると「不倫の歌」と感じる人も多いようだ。
そこで本記事では、今一度「歌詞」を見ながら、その意味を見ていきたい。
この後紹介する歌詞を見ながら、真夜中のナイチンゲールを聞いて欲しい。音源がない人は今なら無料で3ヶ月聴けるAmazon Music Unlimitedを使ってくれ。最高音質でオフライン再生も出来るからめちゃくちゃいいぞ
全32曲収録されているベストアルバムExpressionsの26曲目に収録されている。
「すてきなホリデイ」の後、「返信」の前だぞ。
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竹内まりや「真夜中のナイチンゲール」の歌詞
曲の準備はできたか?
まずは歌詞を見ながら、思い思いに聴いてみて欲しい。
竹内まりや「真夜中のナイチンゲール」の歌詞あなたの瞳に映る
哀しみの理由を教えて
どんなに近くにいても
届かない心の裏側My love 私は闇夜に
My love さえずるサヨナキドリ
ただそばにいさせて
忍び寄る孤独から守るわその細く長い指に
まとわりつく不安の影を抱きしめたい
My love 刹那に身を焦がして
目覚める明日がいつまで続くのかと
問いかける Nightingale何かに追われるように
生き急ぐ理由を聞かせて
ふいに見せる微笑みが
どこまでも淋しいのはなぜMy love ふたり同じ道
My love 歩けなくていい
でも地の果てでもう一度
めぐり逢う約束を交わしてこのひとときだけのために
すべてを失うことさえいとわないの
My love 深い闇の向こうに
見えるひとすじの光をたどりながら
歌うのよ NightingaleMy love 響き渡る遠雷が
竹内まりや「真夜中のナイチンゲール」より
新しい春を告げたら飛び立ってく
真夜中のNightingale
いつかきっとまた会える Nightingale
Woo my love 'cause I'm your little bird
真夜中のナイチンゲールの歌詞から”意味”を考える
何回聴いても良い曲だ。
男性ファンも多いだろうが、歌詞に共感する女性も非常に多い。
少し歌詞をかいつまんで、その意味を考察していきたい。
あらかじめ言っておくが、曲の解釈は無限にある。人によって感じ方も違うことを念頭に、この曲が「不倫」と関係あると思われるその理由を見ていこう。
気になるフレーズをあげてみた。
どんなに近くにいても届かない心の裏側いきなり切なさがハンパない。
物理的に近い場所、同じ場所にいるのに、心までは一緒になれない儚さを感じる。
男性の身も心も手に入れたい女性の心理を表しているようにも思える。
私は闇夜にさえずるサヨナキドリサヨナキドリは見た目は地味だが、とてもキレイな声でさえずる渡り鳥だ。
夜に鳴くことから「夜鳴きウグイス」と言われたり、鳴き声の美しさから「ナイチンゲール」の別名も持つ。
いつかどこかに飛んでいってしまう渡り鳥。
事情があって今しか会えない自分をサヨナキドリに投影しているようにも思える。
刹那に身を焦がしてきわめて短い瞬間的な時の長さを示すのが「刹那(せつな)」だ。
その一瞬とも思えるほどの時間に、恋焦がれている様子を「身を焦がして」と表現している。
「刹那に身を焦がす」という短いフレーズから言葉にできない情熱と哀愁を感じる。
地の果てでもう一度めぐり会う約束をかわして「ふたり同じ道歩けなくていい」から続くこのフレーズ。
一緒にいられないことを示唆しているし、この世の行きつく先でいいからまた会いたいと願っている。
なぜ結ばれない状況にあるのかはわからない。
けれど、どんな状況になっても一緒になりたい強い想いが伝わってくる。
このひとときだけのためにすべてを失うことさえいとわないの初めて歌詞をみながら曲を聴いた時に、オレが一番心打たれたフレーズがこれ。
「すべてを失うことさえいとわない」って....どんだけだよ...(´;ω;`)
それほど一瞬に、自分のすべてを投げ出してでも、尽くしたいと想える人がいるんだなあ...
響き渡る遠雷が新しい春を告げたら飛び立ってく最後のフレーズ。
遠くの方で雷が鳴り響いている。これは一体何を意味しているのだろうか。
雷は恐怖を表す。想い人の結婚相手の「怒り」を表しているのかもしれない。その怒りは遠くにあるようだから、今はまだ気付かれてはいないのかもしれない。
そして、その後に続く「新しい春を告げたら」とあるフレーズ。
春を告げるのは「響き渡る遠雷」だ。
想い人の結婚相手に気付かれ逆鱗に触れたら、去ることを示唆しているようにも思える。
このいつ終わりが来るかわからない時間を「刹那」と表現しているのかもしれないな。
真夜中のナイチンゲールの歌詞のような恋愛をする人が急増中
ここまで歌詞をみて意味を解釈してきた。
たしかに、不倫をしている男女、特に女性からの想いを語っているかのようにも見える。
「不倫」と聞くと、世俗的には受け入れられないものだが、実は人間の感情や本能からその道に進む人は少なくない。
最近では「婚外恋愛」という形で、この歌詞と同じような想いをしている女性は多い。
「旦那や子どもの世話ばかりしている自分。このまま歳を重ねたくない...」
こう考えている既婚女性がめちゃくちゃ多いのだ。
もし、そんな気持ちを抱えている人は、婚外恋愛のルールと実態をひも解くの記事を一度見て欲しい。
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まとめ:真夜中のナイチンゲールは”不倫”の歌と歌詞からも解釈できる
今回は竹内まりやさんの名曲「真夜中のナイチンゲール」の歌詞と意味を取り上げた。
おそらく、男性と女性でこの曲に対する解釈は大きく違うだろう。
オレはどんな解釈があってもいいと思ってる。正解はないからな。それより、もう一度歌詞を見ながらこの名曲を聴いて欲しい。それだけでいい。
一人でもこの曲を聴いて救われる人がいたら本望だ。今日はこれを聴いて眠りにつく。
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